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Long Rides in Seagaia


Since it seems to be dangerous to go abroad this winter vacation, we decided to make a domestic trip for riding. We wanted to be in a warmer place, so we went to Fukuoka pref. on the 30th of December and stayed there for 3 days. We went to Seagaia in Miyazaki pref. on January 2nd and stayed there for 4 days. The hotel was the Sun Hotel Phoenix and the riding club was Seagaia horseback riding club. We took 3 hour long rides every day for 3 days. The riding style was western.
-The first day-
We took a test ride because it was the first time. Actually we have no experience with western riding. We simply ran along the long shoreline. At first we were feeling that something was wrong, because of only using left hand rein control and having our legs apart. But we got used that style. Since the right hand is free, it is very convenient. But wolf, who was the horse I rode, was very aggressive, so I sometimes used both hands. I thought I had better transfer to a western riding club to live in Hawaii in the future.
-The second day-
We got good marks for our riding yesterday. So we tried a little more difficult course with rough hilly roads. That was very interesting. If we had had on tengallon hats and had ropes, it would have been very nice looking. Mr.cork, who is the president of the riding club, had great knowledge, and he taught us about veterinary medicine and history of horses. I was sorry that it was difficult to hear him because of a strong wind. He said that they usually had an accident during a long ride. It came true the next day.
-The third day-
We ran the regular long ride course in the first half of the day and had free rides in the second half. The accident happened when we went across the river. LW(Lonely-wolf), ran at the head, with Mr. Prechar riding him. They got caught in the mud and fell sideways. Mr. P made desperate efforts to help LW up .
But he could not. On the contrary, LW was sinking more and more. He told us “please inform the president”. We ran back to the resting place. It was the first time that we used horses for such a serious purpose. The horses understood the situation and gave a loud neigh when we arrived at the resting place and saw a staff member. I explained about the accident to the staff and returned to the river again. We were very shocked by the scene. Mr. Prechar pulled LW up near the shore. But LW seemed to be dying. Almost 30 minutes had passed since LW fell down in the cold water. When I got off my horse and approached LW, to my surprise, LW stood by himself. In a few minutes, the truck arrived and LW was taken back. We continued the ride as if nothing had happened. But I will never forget the accident.



この冬休み、海外は危険ということで国内のなるべく暖かいところで馬に乗って過ごすことにし、12月30日福岡へ移動、1月2日〜6日宮崎に滞在。宮崎ステイは、シーガイアのサンホテル・フェニックス。乗馬クラブは、シーガイア乗馬クラブを利用。1日3時間の予定で3日間外乗。ここでの乗馬スタイルはウエスタン。ログは下記の通り。


初日

騎乗日 1月3日   馬匹名
天候 晴れ コーク富永 ハックルベリー
開始時間 11:30 香代子 ハリーポタ
終了時間 14:30 明彦 ロンリーウルフ
ガイド コーク富永/プリチャー プリチャー ミッドナイトステラ
コメント:
初日と言うことで、チェックライディング。広くて限りなく長い海岸線をひたすら走る。手綱を左手だけで持ち、馬を足で挟まないで乗るので最初はとても違和感があったが、後半は、かなり慣れてきた。右手が空いているのでいろんな事ができてとても便利。ただウルフはどうしても前の馬を追い抜かそうとする爆走型なので片手だけでは押さえきれず、時々両手を使ってしまう。将来ハワイへ移住し、馬で生活するつもりなのでウエスタンのクラブへ移籍した方が良いかとも考えた。


2日目

騎乗日 1月4日   馬匹名
天候 晴れ コーク富永 ミッドナイトステラ
開始時間 11:45 香代子 ピースメーカー
終了時間 14:25 明彦 ハリーポタ
ガイド コーク富永

コメント:
昨日のライディングで合格点をもらえたので、今日は難易度を上げて凹凸のある道を走ったり、単独走行をしたり、とても楽しかった。これでテンガロンをかぶって投げ縄なんか持ってたら、かなりカッコ良いかもしれない。コーク氏はこのクラブの社長で、獣医学や歴史にも造詣が深く、インターバルにいろいろ教えて頂いた。風が強くて半分くらいしか聞き取れなかったのが残念だが、ウエスタン外乗は「アクシデントがあって当たり前」という言葉が翌日に現実のものとなった。


3日目

騎乗日 1月5日   馬匹名
天候 晴れ 謎スタ ロンリーウルフ
開始時間 11:10 香代子 ハリーポタ
終了時間 15:00 明彦 ミッドナイトステラ
ガイド 謎のスタッフ

コメント:
前半は外乗コースを少し走った後フリー騎乗で好き勝手に走り回った。後半、ガイドがプリチャー氏に交代して川を渡ることになり、大ハプニング。先頭を行くプリチャー氏の乗ったロンリーウルフが川底のくぼみにはまり、足が抜けなくなり、そのまま横倒しになってしまった。プリチャー氏が必死に起こそうとするがびくともしない。それどころかだんだん馬体が沈んで行き、馬の顔を持ち上げてやっと水面に出ている状態だ。「社長に連絡して下さい」と言われ、我々二人で休憩地点まで馬を走らせた。遊び以外の目的で、しかもこんな緊急時に馬を使うなんて初めての経験だ。その気持ちが馬にも伝わったのか、馬も真剣に走り、スタッフの姿が目に入った時には、嘶いていた。事情を説明し、再び現場に戻って愕然とした。プリチャー氏が岸辺近くまで引き上げて来てはいたが馬はぐったりして、支えられている顔と腹の一部が水面から出ているだけだ。もう20〜30分この冷たい水に浸かったままだ。このまま死んでしまうのでは。とにかく何とか引き上げなくてはと思い、私も馬を下りて近づいた瞬間、なんと自力で立ち上がった。プリチャー氏が鞍を外してやったのが良かったようだ。ウエスタンの腹帯は、ブリティッシュと違い容易に外れない構造になっている。まして濡れているとなおさらだ。この後、ウルフは馬運車で運ばれて行った。ガイドとその馬は再び交代して外乗を続行した。



外乗システム

■スタイル
ウエスタン
ブリティッシュしか経験が無くても騎乗前に簡単にレクチャーして貰えるので心配ない。

■予約
要予約。

■料金
8,000円/時間。 ただし海外乗は2時間からなので最低16,000円〜ということになる。

■外乗用の馬
6頭が用意されている。
コーク富永氏の好意により彼らについて書いて頂いた。コメントが面白いので原文のまま公開する。

馬匹名 種別

性別

コメント

ハックルベリー
(ハック)
ピント 道産子を母に持つピントホースで頑丈さは一番。ごく最近、飲まず食わずで九州を半周した彼だが、少し小心者なのが欠点である。

ピースメーカー
(ピース)

クオーターホース きつい反動のジョグながら、ロープはとても心地よい。当クラブの82歳のエミリーのお気に入りで怖い物無し。

ハリーポタ
(ハリー)

アングロアラブ

当クラブの新馬ながら、前クラブよりスカウトで来ただけの事はある馬で、かなりの学習能力を持ったアラブの長所の出た馬である。しかし、右手前が嫌いの様。

ミッドナイトステラ
(ステラ)

クオーターホース 紅一点ながら、全頭で放牧すると「私はみんなの女王よ」といった様子で、他の男達を足蹴りにしている。また、かなりのボディコンで若い時のカタセリノの様。

ダニーボーイ
(ダニー)

クオーターホース アニマルセラピーや各種イベントで絶対にあばれたりしない信用のおける馬で、当クラブの稼ぎ頭。時々足の痛いまねをするのが欠点。

ロンリーウルフ
(ウルブス)

アパルーサ 顔がブスだからウルブスになったが、それに増してかなりの頑固じいさんで、わがままな行動を時よりとるが、自分の食いぶちはちゃんと稼ぐ馬。